若者が車離れをしているという話を最近ではよく聞きますが、僕自身は離れるどころか車といつでも一緒にいたいと思っているタイプです。

若者が車を欲しがらない理由としては、

 - 維持費がかかる
 - 乗りたいと思う車がない
 - 車以外のことにお金を使いたい
 - 車を持つことがステータスになる時代は終わったんだぜ?
 - そもそも車なんてなくても生活には何も困らんのや! 

と、こんな感じでいろいろあるようですね。たしかに、地下鉄やバスなど公共交通機関が整備された都心部に住んでいたりすると、車なんてなくても生活に困ることはほとんどないです。むしろ、車で都心部に出向こうものなら、渋滞に巻き込まれ、歩行者にヒヤヒヤし…みたいな感じであまりいいこともありませんね。置き場にも困るし。なので、「生活のため」という視点で車を見れば、都心部になればなるほど必要性も薄れているのかもしれません。 

反対に、「公共交通機関ってなに?」みたいな田舎に行けば、車がないと生活ができないなんてこともよくあります。まず、隣の家に行くのに車で行くみたいなこともあったりしますからね。

ただ、車には「生活のため」という側面のほかにも顔があったりします。僕もその一人なんですが、趣味として車と付き合うパターンですね。

車に乗ることはもちろん、自分の好きなようにカスタマイズし、自分だけの空間に仕上げていく、みたいなことをしていくと結構楽しめるんですね。

車って、電車やバスではいけないようなところにも行けるし、行動するパターンとか時間も自由に変えることができます。電車乗ってて、「トイレ行きたい!」ってなっても、そう簡単には電車は止めてもらえません。 自分が乗ってる車だったら、好きな時にトイレに行くこともできちゃいます。最悪、漏らしてしまっても…(笑)

そして、何より車のなかって結構プライベートな空間なんですよね。運転しながら大声で歌っててもあまり周りには影響ないし、車の中で寝たりするのも意外と気持ちが良かったりします。たまに、信号待ちで歌ってたりして、隣の車に乗ってる人と目が合ったりして気まずいなんてこともあったりしますが、まぁ気にしない。

なので、僕なんかは気分転換したいときとか、なんか行き詰ったときなんかに少しドライブするなんてことがよくあるんですよね。自分の部屋とかとは違うプライベートに近い空間にいると結構落ち着くものです。

あとは、自分のできる範囲でパーツ買ってきては着けてみたり、誰も気にしないようなところに手を加えてみたり、こういうことするのが好きです。「自分だけの車」っていう感じがしてきて、愛着も沸くんです。

そういえば、前にレーシングドライバーの谷口信輝さんがブログにこんなこと書いていました。
一緒に過ごす時間が増えるほど、「車」から「愛車」になっていくね。みなさんも、自分の車を、胸張って「愛車」と言える関係になってね。
うん、いい言葉ですね。

というわけで、車を持っている人も、これから買おうかなと思っている人も、絶対いらないと思っている人も、車にはいろんな付き合い方があるんだよということを知ってもらえると嬉しいなと思っています。