ハルジオンという花があるのを知っていますか?最近、乃木坂46のシングル曲のタイトルにも使われました。



この曲を聴いてから、ハルジオンという花が少し気になりはじめたわけですが、調べてみると特に珍しくもない、どこにでも咲いているくらいの花らしいということが分かりました。人によっては、「雑草だ!」と一蹴されてしまいそうな花なんですね。

でも、人間とは不思議なもので、存在を知ってしまうと妙に気になるんですね。怪我したことに気付いた瞬間から急に痛みを感じちゃうみたいなものです。

それから、道端でハルジオンを探しては、写真を撮りみたいなことをしているのですが、実はハルジオンにはニセモノがいることを知ってしまったのです。

突然ですが、間違い探しです。次の2つの写真の違いはなんでしょうか?

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パッとみたら同じ花のように見えるかもしれませんが、実は違う種類の花なんですね。1枚目が「ハルジオン」、2枚目の方は「ヒメジョオン」という花らしいです。うん、そっくりさん。

写真を見てもわかると思いますが、ハルジオンの花弁はうっすらとピンク色をしていて、ヒメジョオンの花弁はきれいな白色をしています。これが2つの花の見分け方らしいです。ただ、花弁の色だけでは判別できないことがあるんですよね。

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この写真はどちらだと思いますか?花弁が白いのでヒメジョオンに見えますが、これはハルジオン(たぶん)。こんな風に花弁が同じような色をしているものもあるんですね。

そんなこと言われたら見分けられないじゃないか!と怒っているそこのあなた!大丈夫です、ちゃんとほかの見分け方がありますよ。

もう一度、上の写真を見比べてみてほしいのですが、花弁の形が違っているのがわかりますか?ハルジオン(1枚目と3枚目)の花弁は糸のように細く、ヒメジョオン(2枚目)の花弁はハルジオンよりも幅があっていかにも花弁っぽい感じですよね。 

もっと大雑把に言えば、ハルジオンは全体的にワサワサしていて、ヒメジョオンはシュッとしているという感じです(余計わかりにくいな、この表現…)

別に、僕はそもそも花が好きだとかっていう人間ではないですが、今回ハルジオンを知ってよかったなと思うのは、今まで見えてなかった花に気が付けるようになったことですね。ちょっとだけかもしれませんが、視野が広がったというか。なんとなく、嬉しくなったんですね。

普段、足元をあまり見ない人はたまには見てみるといいことがあるかもしれませんというお話でした。 

あ!最後に!

さっき、ヒメジョオンのことをいかにも「ハルジオンのニセモノだ」的な書き方をしてしまいましたが、ヒメジョオンも一生懸命に咲いているきちんとした花だということを訂正しておきます。